家を守るために「運命の爪とぎ」を見つけよう
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物心つくころには、自分のそばには猫がいました。
ネコというものは犬と違って散歩に連れてく必要ないですし、トイレも自分で行ってくれるので、かわいいくせに餌と水さえ用意しておけばいいというとても手間のかからないペットです。
イヌも最高だけど、ずっと猫を飼っていると手間は段違い。
ですが、ネコはネコで悩ましい部分がないかというとそうでもなくて、そのひとつは「爪とぎ」なんじゃないかな、と思います。
「運命の爪とぎ」を見つけることで、家は守れる
猫の爪とぎというのはトイレみたいなもの。
本能なのでこれを止めさせるのは難しいですし、むしろ爪とぎをさせるべき。
なので爪とぎで柱やソファが破壊されてしまうのはもうしょうがないもの、とずっと思っていました。
それが間違いだと気づいたのは10年以上前のこと。
立ってするタイプのダンボール製「爪とぎ」を買ったところ、家や家具で爪とぎをすることが(ほぼ)なくなりました。
そう「運命の爪とぎ」を見つけたのです。
それまでも「爪とぎ」は買ったり、作ったりしていたのですがあまり使ってくれませんでした。(というかほぼ使ってなかった)
子どものころ飼っていたネコも、「爪とぎ」を使ってはいたのですが、あくまでも補助的な使い方で、柱やソファは死んでいたのです。
「運命の爪とぎ」を見つけたことでようやく、「あぁ、自分は猫に合った”爪とぎ”を用意できてなかったのだな」と気づいたのです。
まずは安いものでお気に入りを探す
「爪とぎ」は沢山販売されていますが、パターンはそれほどあるわけじゃありません。
「運命の爪とぎ」が見つかるまでは、まずコスト重視でいろいろな種類を用意しましょう。
こちらはあまりない「布製」。じゅうたんなどで爪とぎをしちゃう子はこれがいいかも。
こちらは「麻」。「布」と違って結構商品数が多いです。
でも立って爪とぎするタイプしかない。
本命の「ダンボール」製。
立ってするタイプですが、うちのネコはこれはNG。それは足元もダンボールだからです。
足の感触が不快なのか使ってくれません。
我が家の猫が好きなタイプは、安いものから選ぶとしたらコレ。
「ダンボール製」「立って使える」「足元は床」。
うちのネコの場合に限りますが、壁を必要とするのがちょっと微妙なところ。
自立型が好きなのですが、まぁ「運命の爪とぎ」を見つけるまでは一旦これでいいでしょう。
あとこの商品のいいところは、倒しても使えるところ。
立てかけて使ってくれなかったら、倒してみたら使ってくれるかもしれません。
これは「段ボール製」の「平置き」タイプ。
このタイプが一番安いので、これを使ってくれるとありがたいですが、立って爪とぎをしたい子は絶望的に使ってくれません。(うちの猫がそうです。)
コチラはダンボールの平置きタイプですが、少し高さがあるもの。
ちょっとしたこの違いがネコの好みを左右したりします。
すべて揃えると1万円弱くらいしますが、この投資で柱や壁、家具を守れるなら安いものです。
素材は何が好きなのか、立って爪とぎしたいのか、床に向かってしたいのか、爪とぎの使用率を見て判断しましょう。
飼い主の「お気に入り」も探してみよう
これまでご紹介したのは、コスパが良く、手に入りやすい商品なのでこれをずっと使ってもらっても良いのですが、インテリアにこだわりたい方、もっと機能性が高いものにしたい方などもいるかと思いますので、個人的なオススメをご紹介します。
なお、ネコの好みに合っていなければ一切使ってくれませんので、ご注意ください。
家のコーナーを爪とぎスペースにできるアイディア商品。
「運命の爪とぎ」を見つけてもほかの場所で全く爪とぎをしないか、というとそんなこともない(ほとんどしなくなりますが)ので、家の保護としても良さそうです。
同じブランドの「麻」バージョンのもの。「麻」が好きな猫ちゃんに。
かわいい
かわいい
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うちのネコの好みから考えると、買い替えるとしたらコレ。
ダンボールが入れ替えられるのも嬉しい。
運命の爪とぎはずっと使える!?
我が家で使っているのは、10年くらい前に購入した総ダンボール製の自立型のもの。
気に入ってずっと使ってくれていて、それ以来買い替えもしてません。コスパ良すぎ。
ただもう売っていない商品のようで、探してもないんですよね。
猫ちゃんは総じてこだわりが強いので、根気強く「運命の爪とぎ」を探してあげてください。
好みの組み合わせを見つけて、その組み合わせ(ダンボール×平置きなど)でデザイン性の高いものを買うときも、使ってくれないことは覚悟してください。
ちょっとした差で使わないのがネコなので…。