ピノスタジオは「物撮り」のための高コスパアイテム!でも専用ボードは必須かも
我が家にはスタジオスペースなんてものはもちろんありませんから、ブログで紹介しているアイテムはリビングで撮影しています。
そのため工夫をしないとどうしても生活感が出てしまったり、ノイズ(本来写したいモノに集中できなくなる要素)が生じてしまいます。
ここにお金を掛けすぎるのもどうかな、としばらくは照明などの影響は意識はするものの、何もない壁などを活用するくらいしかしてませんでした。
けれど主に床置きで撮影しているため、巾木(はばき)などがどうしても気になってしまいます。
そこで何か背景として使えるアイテムがないかと探したところ、見つけたのが「ピノスタジオ」でした。
専用取り付けボードは必要か?
「ピノスタジオ」のブランド名で発売している撮影用の背景シートです。
最初は家にあるもので代用をしようと、専用取り付けボードなしで使っていたのですが、使いづらかったので結局買いました。
セット売りで安いとかもないので、家で代用できるようなものがある方は一度試してからでも良いと思います。
なお、床置きで使用される場合は必要ないかと思います。
ピノスタジオ背景シートの使用例
では背景シートを実際に見てみましょう。サイズはL。(比較のため文庫本を置いています。)
左が専用取り付けボードを横置きした場合、右が縦置きした場合のものです。
取り付けボードの様子は以下のとおり。
次に物撮りの比較です。まずはピノスタジオなしの場合です。
これでも悪くないとは思いますが、やはり巾木(はばき)とモールが気になります。
ではピノスタジオをつかった場合の写真です。
やはり全然違いますね。
特に照明は当ててないのですが、陰がいい感じです。
背景シートのサイズ展開
ピノスタジオの背景シートは複数のサイズ展開があります。
M | L | XL | A3 | |
---|---|---|---|---|
サイズ | 横65cm×縦120cm | 横90cm×縦120cm | 横155cm×縦350cm | A3 |
Standard/Pro | 両方あり | 両方あり | (選択なし) | Proのみ |
小さいものに限った撮影しかしない(アクセサリーなど)という方はMでも良いかと思いますが、価格差は2,000円ですから、Lサイズを個人的にはオススメします。
それほど大きな物の撮影をするわけではありませんが、Lでも部屋の背景が入ってしまうことが結構あるからです。
「専用取り付けボード」はホワイトボード代わりに使う方法も
「専用取り付けボード」は表面がかなりツルツルしており、「これホワイトボード代わりに使えるのでは?」と思ったので試してみました。
左はホワイトボードマーカーで書いた状態で、右がホワイトボードイレーザーで消した状態のモノです。
結構消しあとが目立ちますが、普通のホワイトボードでも(イレーザーで消した場合は)こんなものかなという程度です。
これをアルコールなしのウェットティッシュで拭いたところ、すっかり綺麗になりました。
「ホワイトボードとして使える」ということを謳った商品ではありませんので、あくまで自己責任にはなりますが、こんな使い方もできます。
丸まってしまうので固定する必要あり
買ってよかった!と心から思う商品ではありますが、Proのコンクリート(モルタル)柄のシートは丸めたときの癖がずっとついたままで、重しなどを置かないと戻ってしまいます。
撮影中にシートが戻ってしまうのを防止するため、養生テープで固定していますが、何かちょうど良いウェイト(重し)はあったほうが良いと思います。
「ピノスタジオ」はこんな方にオススメ!
- ブログ、SNSなどで”モノ”の写真をよく投稿する方
- メルカリやヤフオクなどでよく出品している方
- その他室内で撮影をされる方
価格が気になる方はスタンダードであれば1,000円ほど安いです。