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トロント国際映画祭とアカデミー賞

zuckinside

雑な解説

 今年2023年は、’American Fiction’がピープルズ・チョイス・アワード(観客賞)を受賞した「トロント国際映画祭」は、1976年に創設されました。

 ”ノン・コンペティション”の映画祭のため、三大映画祭とは異なり賞の授与は基本行われないが、ピープルズ・チョイス・アワードと呼ばれる観客によって選ばれる賞が存在し、過去45回中アカデミー賞に絡んでいないのは11作品のみで、ノミネートに至っては脅威の75.5%、受賞率は28.8%とその相性たるやとんでもないことになっています。

 過去10年で作品賞のノミネートを逃した作品はなく、外国語ではなくドキュメンタリー0でもない’American Fiction’がアカデミー賞にノミネートされる可能性は非常に高いと言って良いと思われます。(というかほぼ確実)

ピープルズ・チョイス・アワード受賞作とアカデミー賞

開催年作品名アカデミー賞
2023American Fiction [en]TBD
2022フェイブルマンズノミネート
2021ベルファストノミネート
2020ノマドランド受賞
2019ジョジョ・ラビットノミネート
2018グリーンブック受賞
2017スリー・ビルボードノミネート
2016ラ・ラ・ランドノミネート
2015ルームノミネート
2014イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密ノミネート
2013それでも夜は明ける受賞
2012世界にひとつのプレイブックノミネート
2011私たちはどこに行くの?
2010英国王のスピーチ受賞
2009プレシャスノミネート
2008スラムドッグ$ミリオネア受賞
2007イースタン・プロミスノミネート(主演男優賞)
2006Bella
2005ツォツィ受賞(外国語映画賞)
2004ホテル・ルワンダノミネート(脚本賞、主演男優賞、助演女優賞)
2003座頭市
2002クジラの島の少女ノミネート(主演女優賞:03-04シーズン)
2001アメリノミネート(外国語映画賞)
2000グリーン・ディスティニーノミネート
1999アメリカン・ビューティー受賞
1998ライフ・イズ・ビューティフルノミネート
1997ハンギング・ガーデン
1996シャインノミネート
1995アントニアの食卓/アントニア受賞(外国語映画賞)
1994司祭
1993スナッパー
1992ダンシング・ヒーロー
1991フィッシャー・キング受賞(助演女優賞)
1990シラノ・ド・ベルジュラック受賞(衣装デザイン賞)
1989ロジャー&ミー
1988神経衰弱ぎりぎりの女たちノミネート(外国語映画賞)
1987プリンセス・ブライド・ストーリーノミネート(歌曲賞)
1986アメリカ帝国の滅亡ノミネート(外国語映画賞)
1985オフィシャル・ストーリー受賞(外国語映画賞)
1984プレイス・イン・ザ・ハートノミネート
1983再会の時ノミネート
1982テンペスト
1981炎のランナー受賞
1980ジェラシー
1979Best Boy受賞(ドキュメンタリー映画賞)
1978ガールフレンド
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ナッカ・ザッカーバーグ
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3度の飯とアカデミー賞が好き。
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