筋トレ初心者が知っておきたい、プロテイン選びの知識
飲んだことのないひとにとって、プロテインを選ぶのは難しいと思っています。
昔に比べて、いまは種類×ブランド×フレーバー(味)で選択肢が多すぎるのです。
ということで、主に筋トレ初心者などのプロテインを飲んだことのない方や健康のためにプロテインを飲んでみようかな?というような方向けの選び方をご案内します!
選び方
選び方のキモとなる①種類②ブランドの詳細については後述していますので、よろしければ御覧くださいませ。
①種類(原材料・製法)の選び方
すべての質問がNOなら、種類はなんでもOKです。好みのものを選んでください。
A. ヴィーガンである・乳製品は受け付けない(アレルギー含む)
ソイプロテイン一択
(AがNO)B. 乳製品で体調不良(ゆるくなるなど)になることがある
ホエイ(WPI)or ソイプロテイン
(A・B共にNO)C. 安ければ安いほうが良い
ホエイ(WPC)一択
(すべてNO)D. たんぱく質を沢山摂りたい!
ホエイ(WPI)一択
②ブランドの選び方
A. 金に糸目はつけない
どのブランドもOK!とにかく飲んでみてから選んでください。
種類は①で選択したものを選ぶと良いです。
(AがNOの場合)B. 味の好みが激しい
マイプロテイン一択。
いつもセールをやっていますが、オトクなセールとそうでもないセールの差が激しいので、調べてから(マイプロテインのアンバサダーが沢山いらっしゃいます)、ご購入をおすすめします。
理由は、安定して価格が安く(2023年6月現在)、プロテインの種類ごとのフレーバーの数種が豊富なことが理由です。
C. 価格も気にしないし、味の好みもない
価格も気にならないお金持ちの方で、味の好みもない(プロテインはまずいものと割り切れる方など)方は、どのブランドを選んでもOKです。
もしくは他のこだわりポイントで選んでもらっても全然OKです。例えば、コンビニで買えるからザバス、近所のドラッグストアで扱っているからビーレジェンド、など。
①のプロテインの種類だけはご注意ください。
種類(原材料・製法)
「プロテイン」と言っても、ブランドやフレーバー以外に種類がいろいろあります。
それは原材料と製法です。
原材料
現在原材料で代表的なのは、ホエイとソイです。他にもありますし、これから他の選択肢が増えていくように思われますが、一般的に手に入りやすいのはこのどちらかなので、ここではホエイとソイに絞ります。
製法
原材料が「ホエイ」のプロテインについて、製法が主に2種類あります。
それが「WPC(ダブリューピーシー)」と「WPI(ダブリューピーアイ)」です。
これも他に製法があり、今後も新たに開発される可能性があろうかと思いますが、(現在のところ)一般的ではないのでここでは外します。
WPC(ホエイプロテインコンセントレート)とは何か?
乳清をろ過するためにフィルターを膜処理した後に出来る液体を凝縮し、その凝縮した液体を乾燥させたのがWPCとなります。この様にろ過されて出来た液体には、脂質および乳糖(ラクトース)としての炭水化物などの栄養分も含まれています。
上記の様な不純物も含まれ、重要なタンパク質の含有量は80%となります。研究によりますと、ホエイプロテインが性能を発揮するにはこれらの不純物も未加工の状態である必要があるそうです。
ホエイプロテインの選び方|プロテインのWPCとWPIの違いとは?
WPI(ホエイプロテインアイソレート)とは何か?
アイソレートは一般的にタンパク質含有率が高いのが特徴の一つです。WPCのプロテイン含有量は約80%ですが、WPIの含有量はそれより多く90%となります。これは、クロスフローミクロフィルタレーション製法によるもので、この方法ですとタンパク質を脂質および炭水化物から分離できます。WPIは、WPCよりも低脂肪なので、ローファット ダイエットを実行している人に人気です。
また、WPIのもう一つの特徴は、乳糖含有量。こちらはWPCと比べると大幅に低く、乳糖不耐症の方々にも理想的な製品といえるでしょう。WPIを製造する際にWPCをさらに加工・精製するため、その構造は分解され一部の生物活性が失われてしまいます。ですが、タンパク質が変性しても、含まれているアミノ酸の構造と配列は変化せず、筋トレをする方が望むようなメリットには影響がありません。体内に取り込まれたタンパク質は消化過程で全て分解されアミノ酸になります。したがって、この過程が消化器官で行われるか製造過程で行われるかには関係がないのです。
ホエイプロテインの選び方|プロテインのWPCとWPIの違いとは?
ブランド(価格・味)
ボディメイクとSNSの流行により、フィットネス系インフルエンサーが雨後の筍のようにぼこぼこ現れ、それに伴いブランドも爆増しています。
そのブランドは、ちゃんと製造しているもの、名前貸し(いわゆるプロデュース)、宣伝のみといろいろですが、日本のAmazonや楽天などで販売されているものは問題ないと自分は考えています。
では、どうやってブランドを選ぶかというと、価格とフレーバー(味)です。
価格
まず最初に申し上げますと、プロテインは高いです。
日本でいちばん有名なプロテインパウダーのメーカーはザバスだと思いますが、2023年6月12日現在、ランキング一位のプロテインは、2,100gで公式サイトで12,000円(税抜)します。
なのでプロテインを選ぶ上で、価格は大事です。
自分はいろいろなブランドを試してきましたが、ここ数年はマイプロテインを愛飲しておりました。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大を経て、円安の影響もあり、マイプロテインコスパ最強説が崩れているという話を耳にしました。
そこで、比較した上で、自分は最近楽天経由でのエクスプロージョンに切り替えをいたしました。
ブランド(味) | グラム | 価格(円) | 1食あたりの金額(円) | 購入日 |
マイプロテイン(ミルクティー) | 5,000 | 13,221 | 66.105 | 2022/3/5 |
エクスプロージョン(サワーヨーグルト) | 3,000 | 10,043 | 117.168 | 2023/5/10 |
「あれ!?エクスプロージョンのほうが高い!」と思われましたでしょうか?
まず、購入日が違います。あとブランドごとに1食あたりのグラムとたんぱく質含有量が違います。
後者が非常にややこしく、マイプロテインは1食あたり25gでたんぱく質量は19g、エクスプロージョンは1食あたり30gでたんぱく質量は25gです。
計算がややこしくなるので、数字への換算はしませんが、入手の手軽さや安心感なども考慮した上で、エクスプロージョンにしました。
ここでは、プロテインを選ぶ上で価格は大事だよ、というかザバスは高いよということをひとまず理解していただければと思います。
フレーバー(味)
プロテインは高いということをご認識いただけましたでしょうか?
ようは失敗したらかなりの痛い出費になります。張り切って買った大容量のプロテインがまずくて飲めなかったら、1万円くらいの損をする可能性があります。
つまり、フレーバー(味)は大事です。なので世の中にフレーバーのレビュー動画などが出回っているわけです。
ですが、ここでひとつ問題があります。ひとには好みがあるということです。
甘党/辛党、パクチー大好き/吐いてまう、きのこ/たけのこ。
(ちなみに自分はパクチースキ、そしてたけのこ派です。)
自分と同じ好みかどうかわからないYouTuberのレビュー動画を見ても、そのフレーバーが好きかどうかわかりません。なお、同じ理論で友人に聞いてもあくまで参考にしかなりません。そのお友だちは、同じ趣味ですか?激辛ラーメンが好きな人が、ケーキバイキングで楽しめますか?
なので、プロテインは容量が多いほうが圧倒的に安いのですが、大容量のものは、かならず飲んでから買ってください。
まずはお試し用の少量パックを買うか、一番容量の少ないものを買う、まれに試飲ができるブランドもあります。とにかくひとまず飲んでみましょう。話はそれからです。
おすすめのプロテイン紹介
あくまで自分の好みに合ったプロテインであって、何度も言いますが、飲んでみないと本当にわかりません。とにかくまず飲んでみましょう。
お試し編
エクスプロージョンは「肉の素」というダサいネーミングの1食分のプロテインを販売しているのですが、オンラインストアでもほとんど売り切れでした。取扱店舗ならあるかもしれません。
マイプロテインは、公式サイトで1食ずつのお試しパックを購入できます。
LYFTさんは、店舗でなんと無料で試飲もできます。
アロエヨーグルトは好きなひとが多いですが、問題は高いことです。あとAmazonや楽天で変えない。。。
ビーレジェンドさんは、ドラッグストアで手に入りやすいのが良いですね。
フレーバーも多いです。
コスパ良い編
エクスプロージョンさんは、国産でコスパがとても良いと思います。WPCは品薄になっているようです。
マイプロテインは楽天でも取扱いがあります。楽天経済圏で生活をしている方にもオススメです。
それではでは